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Peanuts

2012
広島県
建築設計:前田圭介/UID

この保育園の庭は、園児にたくましく育ってほしいと願う園長の考えが反映されたものです。生まれて間もない小さな頃から、全身で樹木や草花、岩や池といった自然に近い環境を体感することで元気な身体や感性を育てることができる庭をイメージしながら、前田圭介さんと打ち合わせを重ね、建築とランドスケープを一体的に計画しました。

建築のまわりにはけもの道のようにうねる歩道や池が巡らされ、木々の間を通り抜けたり、草花、岩や石に触れながら園児が走り回ることができる外部空間となっています。また、その道に寄り添うかたちでブルーベリーやジューンベリー、サクランボ、ヤマモモ、フェイジア、キンカンなど実のなる植物やジンチョウゲなど香りの出る植物を多く植えることで、彩り豊かな植栽を楽しみながら舌や鼻でそれらと触れ合え、五感で体験できる庭を目指しました。春にはそれらの植物に蝶も近づいてきます。子どもたちと共に保育園に訪れる人々が、動植物と共に生活している朗らかな田園風景のような生活が営まれることを願っています。

また、建物内にはまだ歩くことができない最年少の園児が、床面を這いながら目の高さで楽しめるようなインナーガーデンを取り入れました。ここにはクリーピングタイムという香りの出るグランドカバーが張られており、室内にはほのかに爽やかな香りが漂います。園児や先生、母親、父兄全員がリラックスできる空間となるでしょう。

園児がこの庭で遊びながら、植物と触れ合い、時には岩にぶつかったり、池に入ったりすることで、丈夫な体と伸び伸びとした健やかな感性を育んでいってくれることを望んでいます。

【受賞】
・JCDデザインアワード2012 銀賞
Peanuts
©Hiroshi Ueda
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